This website uses cookies to ensure you get the best experience on our website. Learn more

保渡田薬師塚古墳の舟形石棺・・石棺からの遺物は国の重文・・高崎/群馬

x

保渡田薬師塚古墳の舟形石棺・・石棺からの遺物は国の重文・・高崎/群馬

いつみても、迫力ある石棺です。
x

若狭・越前の古墳と石棺を巡る旅

現在の福井県、若狭・越前は、古墳時代は中国大陸や韓半島からの文物流入の窓口のひとつであり、豊かな農業生産力とあいまって文化の先進地域でした。また継体大王の母振姫の出身地でもあり、継体はこの地で育ちました。
x

石棺の内部(兵庫県相生市の小河観音山古墳)Inside Ancient Stone Coffin (Ougo-Kannonyama Burial Mound)

兵庫県相生市の観音山古墳です。
横穴式石室の中には、組立式石棺が安置されています。
Kannonyama Burial Mound has a horizontal stone chamber.
There is a combined stone coffin in it .
The tomb is located in Aioi City, Hyogo Prefecture.
x

沢田大塚古墳(岡山市中区)

沢田大塚古墳は、備前随一の群集墳・操山古墳群の中にあって、その盟主的な位置を占める大型横穴式石室墳です。石室の長さ11.4m、玄室は長さ4.8m・幅2.4m・高さ3.2mで、吉備三大横穴式石室(こうもり塚・箭田大塚・牟佐大塚)に次ぐレベルの大型空間です。それらの奥壁が基本1段であるのに対し、当墳は3段であることについて、時期が先行するとみる説と、ほぼ同時期(6世紀後半)で系譜を異にするとみる説とがあって、両者の間で盛んな議論があります。さらに後者の中でも、奥壁3段・片袖式で石棺をもたない当墳や鳥取上高塚古墳(赤磐市:別動画で紹介)は、奥壁1段・両袖式で石棺をもつ三大石室に比べて格式が劣るとみる説と、前者が吉備系で後者は近畿系とみる説(草原孝典氏)とがあり、吉備の横穴式石室論争がなかなか面白いことになってきています。JR岡山駅から岡電バス「岡電高屋」下車、南へ橋を渡って徒歩15分。
x

青陵古墳(岡山市北区谷万成)

岡山市北区谷万成の青陵古墳(あおはかこふん)は、長さ50mの前方後円墳の痕跡です。後円部の残丘とみられる頂部の平坦面に、花崗岩の箱式石棺が露出しています。検出の経緯や原位置もわからず、セメントで目張りされるなど改変されていますが、石材の大きさや整然とした組み方などは、古式の長持形石棺をほうふつとさせ、箱式石棺としては只者ではありません。古墳の築造箇所に地政学的な要素が強まる4世紀後半の所産で、備前中枢部の旭川デルタに西側から湾入してくる入江の奥を扼する位置を選んで築いたとみられます。吉備中枢部の中では知名度も低い地味な遺跡ですが、語る内容は豊富。JR岡山駅より中鉄バス佐山方面約15分「万成」下車10分、万成病院西側の山の上の「青陵神社」境内です。

Shares

x

Check Also

x

Menu